【はじめに】
皆さま、今期もお疲れ様でした。
今期に関しましては最終順位、最終レートともに自己ベストとはいかず、目標のレート2000にも到底及びませんでしたが、来年からまたレギュレーションGが再開されることによる備忘録と、7月に自己最高の瞬間レート1995を記録した(最終的にとんでもない転落をしましたが…)愛着のある構築のため記事を残すことにしました。
順位もレートも3桁ギリギリですがお付き合いいただけると幸いです。
【構築】
めいそう鬼火型黒バド軸の対面及び積み構築。黒バド、パオジアン、カイリューが有利対面で積んで全抜きを狙っていく構築。今回は一撃必殺には頼らない。
【個体紹介】
黒馬バドレックス@オボンのみ 草テラス
性格:おくびょう
努力値:C252 S252
技構成:アストラルビット/ギガドレイン/めいそう/おにび
調整:CS全振り
オボンで耐久を上げ、ギガドレインで回復しながら居座る。めいそうといななきで全抜きを目指す。
本構築の軸。一度めいそうといななきを許してしまうと手がつけられなくなる対面最強性能。テラスタルとサブ技についてはフェアリーテラス、ドレインキッスが主流かもですが、テラスに依存しなくてもそこそこの火力が出せること、胞子宿木対策、ウーラオスやガチグマに有利をとれることから草テラス、ギガドレインを採用。
なお、ミラーを意識して最速黒バドとしての運用ですが、相手がスカーフ持ちの可能性や自分の運の悪さからかミラー対決は9割負けると思って挑んだ(実際体感として9割負けた感覚)
カイリュー@イカサマダイス 地面テラス
性格:いじっぱり
努力値: A252 S252
調整:AS全振り
マルスケによる高い耐久で1撃を耐え、りゅうのまいを積んでスケショを撃つことで高い攻撃と素早さを兼ね揃えた怪物が誕生。
全抜き突破役の1体、黒バドが苦手で出されがちなイーユイ対面で積んでそのまま全抜きを何度もやってくれた。竜舞+スケショを積んだ後のテラス地震でザシアンにはめちゃくちゃ強く出れる。
ハッサム@ゴツゴツメット 飛行テラス
性格:いじっぱり
努力値:H252 A252
技構成:バレットパンチ/ダブルウイング/とんぼがえり/つるぎのまい
調整:HA全振り 今回の構築はサイクルではなく対面積み構築のため、BではなくA振り
Bに振らなくてもそこそこの耐久はある。ゴツメを触らせて1発耐えて1発返すことで相手の物理エースを大きく削り後続に繋げる。
影の実力者。ゴツメにダブルウイングの組み合わせが強烈で、パオジアンハバタクカミはもちろんのこと、ウーラオスまでもカモにできた。さらにコライドン構築に初手投げし、コライドンと対面したらテラスダブルウイングでそのままコライドンを倒し、返す刀のバレパンで裏のハバタクカミを処理したり大活躍してくれた。
パオジアン@きあいのたすき ゴーストテラス
性格:いじっぱり
努力値: A252 S252
技構成:つららおとし/ふいうち/こおりのつぶて/つるぎのまい
調整:AS全振り
襷による行動保証で安全に剣舞を積める。積んだ後の2種類のタイプ一致先制技とひるみも狙える超高火力のつららおとしがチート級、しんそくやねこだましを透すためのゴーストテラス。
この構築の中で全抜き突破率は最高。もはや言うまでもない最強のポケモン。このポケモンが1体残っていれば戦況をひっくり返すことができる怪物。基本的に初手選出はせず、中盤に剣舞を積んで全抜きを狙うか、最後の1on1をつららと不意打ちor礫で安全に勝ち切るかというムーブになる。
ブリジュラス@とつげきチョッキ ノーマルテラス
性格:のんき
努力値:H204 B252 D52
技構成:りゅうせいぐん/あくのはどう/ボディプレス/アイアンヘッド
調整:HBベースにDも多少振りチョッキと合わせて特殊耐久を上げる(特に意識した調整はなし)
両刀両受け。だいたいの攻撃は基本的に1発耐え、流星群からのボディプレスで相手に負荷をかける。
対黒バドに苦しめられていた時に見た構築記事のノマテラ悪波を参考にさせていただいた。ノマテラでアスビを透かし悪波で9割削る、相手がたまらずフェアリーテラスドレキをしてきてもチョッキがあるから簡単に耐え、返しのアイヘで落とすというムーブが何度かできた。相手がハバカミを出してきても当然同様に処理が可能。黒バドだけでなくコライドンや白バドにも投げられる。
ディンルー@たべのこし 毒テラス
性格:しんちょう
努力値:H132 B148 D224 S4
技構成:カタストロフィ/じしん/ステルスロック/ふきとばし
調整:ミライドン、テラパゴス、ムゲンダイナ、ルナアーラ、ルギア等を想定してほぼD振り、元々高い物理耐久も生かすためBも確保のイメージ
対耐久積みポケモン用。カタス、ステロ、ふきとばしを駆使し、落とされるまでできる限り削る。対毒に一矢報いるためテラスタルは毒。
上記のような嫌がらせムーブをしてくる相手には必ず選出する、というかこのポケモンを選出しないと嫌がらせに勝てない。選出率はそこまで高くないが編成には絶対必要な存在。
【選出と立ち回り】
今回は対面構築のため基本選出はあまり考えていなかった。ただ、この構築は対面不利で交代が難しい盤面でも何もできず一撃で負けるポケモンは一切いないこと。やれることをやって後続に託すことできるので対面不利でも焦らずに立ち回れた。
苦手なポケモン
ホウオウ全般、ノマテララウドボーン、初手に出てこないオーロンゲの壁貼りとでんじは、初手何をしてくるかわからないルナアーラ、最後に出てくるルギア、バドに変身してくるメタモン、あくびループ全般
ちょうはつやアンコール持ちのポケモンを入れる枠がなく、受けや耐久でじわりと削ってくる嫌がらせ構築がかなりキツい。とくに特殊耐久が高く、せいなるほのおで焼いてくるホウオウ構築には悉く負け続けた。
「6割の構築に勝てる構築」を目指してやっているので苦手なものには負けても仕方がないという切り替えが大切です。
【さいごに】
ここまで読んでいただきましてありがとうございます。結果的には3桁帯の最下層という構築記事になってしまいましたが、7月にはレート2000チャレンジができ、8月も終盤にレート1950に乗せた構築です。
25日付近までは2桁や100位台にいれるものの最終日付近に転落するという絶望を立て続けに食らっており、自分の実力がレート2000にはあと2歩くらい及ばないことを痛感しました。
次も引き続きレート2000を目標に、今度は自信を持って記事を書けたらと思っております。
レギュGは年内休止となりますが、レギュHも目標を達成するようみんなで頑張っていきましょう。
ここまでお付き合いありがとうございました。